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奥様番組、初めの30分

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奥様番組が好きです。

少し前だとはなまるマーケットを、平日にたまたま家に居て観ることができた日は少し嬉しかったものでした。ここしばらくだと時間帯は違いますがヒルナンデスでしょうか。

いつも観ると番組に登場した便利グッズに購買意欲を増幅されてしまったものでした。

 

放送する時間帯からも専業主婦のひとに向けて作られているのだと思っていたのですが、今の世の中はあまり専業主婦を産まない構造になっているように思います。

学校を出たらどこかへ就職するように、エライ人たちが向かわせているからでしょうか。

だとすると、誰が番組を観ていることになるのでしょうか。

育児休業中の人は、家にはいても昼間子ども番組以外つける暇はなさそうです。

 

さて、そんな好きな番組を楽しむ時間も、楽しいのは最初の30分です。

それはその後の番組を見てもらうためにつかみが大事だからなのか、それとも社内の競争で決まるのかは知りません。最初に人気のある企画を置くものなのかも知りません。

ただ、以前は何となくダラダラとつけていた番組も、最初の30分で切り上げられるようになってしまいました。それは私が自分を律しているわけでもなく2つ目以降の企画に面白さが感じられないことがあまりに続いたから自然にそうなったのでしょう。

 

そういえば、TVerやYouTubeはいつの間にやら倍速再生機能が拡張されていました。見切りをつけるのがはやくなったり、せっかちになってしまったり。

何に追い立てられて倍速で見なくてはいけないほど忙しいのでしょうか。生き急いでいる、という言葉が社会全体に当てはまる気がします。

流石に「作品」として扱うような映画なんかはそういった見方はしないでしょうが、コンテンツが消費されるものになっていることは強く感じます。

自分自身をコンテンツにしているYouTuberが毎日の投稿に追われ、自身が消費されていくことに気づき疲弊していくのも無理はありません。

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