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外資系OLの転職体験談

祝祭日のない6月、そろそろ新社会人の方々が日曜の夜ごとに「新卒 辞めたい」と検索している頃でしょうか。私自身もそうでしたし、実は最近も転職活動で小忙しくしておりました。(おかげさまで先日無事終了しました。)

そのこともあってこのブログのタイトルをつける時も本当は「●▲OLブログ」みたいなキャッチーなタイトルにしたかったのですが、自分の身分が不安定なので断念しておりました。こういうところ妙に馬鹿正直ですね。おかげで妙なタイトルのブログになってしまいました。今後は外資系OLを全面に押し出していこうかしら。(早速プロフィール変えた人)

そういえば以前丸の内OLについて考察する記事にしたことがありどういうわけか人気です。(丸の内OLの書いたブログを読みたい方が行きついていたのだとしたら誠に申し訳ない。)しかしながら、今回ついに丸の内OLに、

 

なりませんでした!全然いいけど。

丸の内OLはどこへ消えたのか丸の内OLっていましたよね。 過去形にしてしまいましたが、「丸の内に本社がある企業に所属/勤務するOL」だと定義すれば今も存在する...

キャリアは人それぞれです。転職活動についての専門家のアドバイスは世の中に五万とあるのでそちらに譲るとして、私は似たような境遇の人の体験談を読んで励まされたりモチベーションを上げたりしていたのでそういう楽しみ方をしていただければと思います。受験生の時も先輩の合格体験記でモチベーション上げていませんでしたか?私はその口で、赤本よりもよほど読み込んでいました。頑固者なので面と向かってアドバイスされるとへそ曲げることもあるけど体験談だとすんなり聞ける気がします。(ただ、誰か一人の意見を鵜呑みにするのは危険だと思ってある程度の数当たるように意識していました。)就活期によくある内定者が偉そうにする様子って嫌悪感を覚えます。なのにこんなブログを書いているのは転職活動中に参考になったブログが案外少なかったためです。

この記事に限っては読者に就活中の学生さんから新卒以降の社会人20代を想定しています。大人の先輩方は若手時代を思い出しながら、なんか言っているなあ〜程度に温かく見守ってくださいませ。よく言われるように全く同じキャリアを辿る人はいないので、「こういう人もいるのか〜」と読んでいただければ幸いです。

活動遍歴

色々と述べるにあたり軽〜く私の経歴をなぞると、

 

新卒: 外資系企業に入社

転職1: 職種を変えるため別業界・別職種に未経験転職

転職2: 元の業界へ戻り前職と同職種に転職(今回)

 

最初の転職目的は「職種を変える」こと、2度目は「元の業界に戻る」ことでした。今回ひとまず目標はクリア出来て少しホッとしています。

最初の業界はとても好きだったのですが、実際にやってみて自分の適性や今後のライフステージを考えると長く働き続けるのは難しい職種だと日々感じていたことが転職を考えるきっかけになりました。異動希望を出すなど社内でも可能な努力はしましたがなかなかうまく行かず、結果的に石の上にも三年を余裕で守ってしまう不器用っぷりを発揮。出遅れてしまったので同期が転職していく度に焦りましたが、一社目を長く続けたおかげで面接や書類選考で「ジョブホッパーですぐ辞めてしまうのではないか」と心配されたことはありませんでした。

二社目は未経験にキャリアチェンジだったのでバリバリ働かなくてはいけないことをある程度覚悟していました。ですがその覚悟を打ち砕くくらい大変な毎日。未経験で採用してくれる企業はある意味受け入れの度量がありますが、一方であまり教育環境が整っていないことも多いので自分で仕事を見つけ覚えていく開拓者精神が必要です。内定を勝ち取るまでもすんごく大変だったけどいざ入ってみたらもっと大変!というのが実感でした。

小規模な二社目で新たな職種の経験を積んだので三社目はそれよりもやや経営の安定した大手に行きたいなと漠然と考えていました。これから起こりうるライフステージの変化を考えるとバリバリ働くにも限度があると考えたからです。もちろん大手だからといって決して楽ではないですが、当初の目的は達成できました。

就職活動と転職活動の違い

就活は社会人力チェック、転職は経験重視

就職活動は学生から「大人」の考え方をできるようになった人から順に内定が出ていたように思います。周囲の大人からの(優しさゆえの)耳に痛いアドバイスに反発していた間はなかなか内定が出ませんでした。ところが素直に聞き入れられるようになった頃にはっと世の中が大人と同じ目線で見える感覚を覚えます。するとトントン拍子に内定を獲得していたのは自分も周囲も同じだったようです。

一方転職活動は大人になっていることは大前提として、前職での経験がこれほど重視されるものなのかと痛感しました。だからこそ、未経験での転職は難易度が高かったです。

誰も教えてくれなかった、職種を変える難しさ

仮に志望企業に入社できたとしても、新卒総合職入社の場合ジョブローテーションや配属があり厳密に職種まで選択できないことも多いです。もちろん人事部が適性を見て配属してくれていることもあるのであながち悪いことばかりではありませんが。

私自身最初の配属が希望とは異なっていたので数年内に転職する覚悟をしていましたが、自分の想定の数倍時間がかかってしまい、なかなかに難航しました。一旦新卒カード(良くても第二新卒枠まで)を使って就職するとその後は中途採用として経験をベースに選ばれます。そのため未経験へのジョブチェンジはそれなりの難易度があるということ。結構重要なポイントだと思うのですが残念ながら当時私に教えてくれた人はいませんでした。(人望…)あの時もっと早く気づいておきたかったなと思います。

とはいえ、職種の合う/合わないは実際にやってみないと分からないことも多いようです。学生時代からオフィスで事務系のアルバイトなどをやっておけばもう少しイメージ出来たのかなと思いますが当時は私のいた郊外には事務職で「学生可」の求人はほとんどなかったように記憶しています。となると早くから都心に住んでベンチャーなど若手にオープンなインターンシップ(選考というよりも就業体験が出来る系)などを上手に活用するべきだったかもしれません。ただそういった企業は教育が不得手のことが多い気もしますね。タラレバですが。

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転職活動の期間ってどのくらい?

いつから始めればいいのか

初めての転職活動ではいつ頃からスタートしたら良いのか分からなかったので一生懸命調べもしたのですが、あの時の私に今だから声を大にして言いたい。思い立ったが吉日。善は急げ。グダグタ悩んでいる間も時間は無情に過ぎていきました。求人検索ばかりしていて、自分が行きたいかもって思った企業があった時に初めてエージェント登録する人、私を含め多いと思うんですが、求人検索をしているだけでは本当のところ何もわかっていませんでした。自分の市場価値とその求人票の間には信じられないほど距離があるものです。それを第三者から指摘してもらうことが早くに必要でした。

エージェントとの面談

私の場合はそれが転職エージェントでした。担当者との面談って採用面接より軽視してしまいがちですが、実は想像以上のエネルギーを使います。それでも自分の市場価値を知りその後の戦略を練るためには早くに実施すべきでした。「なぜ自分が転職を考えていて、今後はどういうキャリアを描きたいのか。」転職の軸を整理して論理的に説明しなくてはいけませんし、それに対する辛辣なコメントに心を折られぐったりしてしまうこともあります。それでも彼らは客観的な指摘をくれる貴重な存在でした。

2度目の転職活動期間

今回は8月頃から求人サイトやエージェントへの登録を開始、翌年4月に転職活動を終えました。数字上は約8ヶ月もかかっていたことになります。(途中休止期間を挟んでいるので実働はもう少し短くなりますが、活動中には悩み疲れ休息が必要になることも考慮すべきだと感じました。)

活動期間は想定よりも長期化する可能性が高い

転職関連の情報の中には時々ボーナスの時期から逆算して開始する、などと謳っていることもありますが、「もらうものはしっかりもらってから退職っ☆」みたいな計画は2回の転職を通してファンタジーだと感じました。結果的にそのタイミングになることはあっても時期を思い通りコントロールするのは難しい。妥協のない企業を選んで、最後は有給消化もして、などと考えながら現職で退職日交渉までしていたら内定から数えても1~2ヶ月後の退職になることが多いのではないでしょうか。

そもそも自分の志望するポジションが必ずしも転職活動開始直後のタイミングで市場に出ているとは限らなかったです。タイミングが合えば短期間で終わる可能性もないとは言えませんが、私の場合はやや専門性のある事務系の職種なのですが2回とも実際に自分にフィットする案件が出てくるまで8〜9ヶ月ほどかかりました。

転職サイト・エージェントはどれを使ったらいいの?

大手転職サイトを利用した結果

転職したくなった時はいつも転職活動ムードを演出したくてリクナビNEXTやマイナビ転職に最初に登録してしまいます。この二社からやってしまうのは間違いなく就活時の刷り込みですね。実際には定型文を大量投下・大量採用しているスカウトしか来ないのでほとんど使っていません。それぞれエージェントサービスもありますが私が志望する業界にはあまり明るくないようだったのでそちらは利用しませんでした。

別の横文字の大手転職サイトは前回エージェントサービスを利用していました。が、ハズレの担当者に当たってしまったのか、態度が非常に高圧的だったり全く志望していない求人を数日内に数十件応募するよう強要されたり、あまり良い思い出は残っていません。もちろん当時の私が未経験の職種を志望していたこと含め未熟な点はありました。でも社内で職種を変えられないからこそ転職したいんです〜涙…と思いながら当時は切実に悩んでいました。未経験転職経験者・志望者には共感いただけるのではないでしょうか。客観的に見ればエージェントにとってあまり旨味がない、若手で未経験の私のような転職志願者と毎日のように面談していたとしたら嫌気が差すも無理はないのかもしれません。それでもプロとしては失格だと思いましたが。

人材会社によって社風もありますが、やはりエージェントは個人の力量の差が大きいと感じます。なので担当者には礼儀を持って接し、それでも合わないなと思ったら他の企業にも登録した方が賢明ですね。良い案件を持っている、などどうしてもその企業から応募したいのであれば担当を変えてくださいという方もいるかもしれませんが、あまり得策ではないと考えます。(扱いづらい人材として認定されそう…結局エージェントの本来のクライアントは採用企業側なのでそういう危なっかしい人を紹介するリスクは取りたくないはずです。)

中堅エージェントの場合

結局今回は志望業界に強い中堅エージェントに登録し特にそのうちの一社をメインに利用しました。このエージェントを利用したのは前回の転職活動時に私の希望と近い案件を複数持っていて、ある程度力のある企業だと感じたためです。本当はもっと多く球を打った方がいいと頭では分かっているのですが私のキャパシティがあまり大きくないのである程度絞って選考を受けることにしていました。

また、この転職エージェントは案件ごとに企業担当者がつくスタイルだったため変わるがわる複数の担当者と面談しましたが、大手エージェントと比較するとエージェントごとの力量の差が小さかったです。少なくとも私が接点のあった方は全員仕事が出来るし人格的にも尊敬できるな、と刺激を受けました。

私が知るわずか数社の企業間でもこれほどの差があったのでもし私が次に転職する機会があれば「まず大手に登録してみる→少し慣れて志望が明確になってきたところで志望業界に強い中堅にも登録」の要領で進めると思います。その中で信頼のおけるエージェントを見つけてその方と一緒に活動を進めていくのが得策ではないかと感じました。今回そういう方との出会いに恵まれたのは非常に幸運でした。

転職活動時の服装は?

普段の記事が記事なので、このブログの読者様には一定数気になる方もいると思い服装についても備忘として残します。まず大前提として受ける業界によって全然違います。私が受けた業界はあまりお堅くありません。もし志望企業/業界の社員が採用HPやSNSなどのメディアに出ていればそれを参考にするのも一手。あとは清潔感があって自分に似合っているか、ですがこんな情報は毒にも薬にもならないので以下具体的に。

オンライン面談が多かったので前回の活動時に購入したguのセットアップをメインに使いました。コンパクトで少しかっちりしていますが黒・紺よりも画面映りがいいのでベージュにして、インナーはレフ板役のホワイト。地味顔なもので企業によってはスカーフで首回りを華やかにしました。

2次面接でも1次と同じメンバーが面接に入ることは滅多にないのでこのスタイルをベースにスカーフを変える程度にしていました。

beigejacket

備忘: 2020年以前と今回の転職で変わっていたこと

2020年に世の中が変わる前と後で1回ずつ転職を経験しました。その2回の違いとして、登録後のエージェントとの面談がオンラインで済むようになったことは利用者側としてプラスの影響が大きかったです。前回は転職エージェント登録の度に対面の登録面談をするため人材会社のオフィスまで出向かねばならずそれなりに負担がありました。当時の職場は定時退社が出来ない日も多く仕事後に面談を組み辛かったのでスケジューリングにもエネルギーを使いました。

オンラインだとそもそも移動時間を考慮しなくて済むので本来の転職活動に集中出来たのではないかと思います。そう考えると転職活動のハードルはとても下がっていますね。

デメリットとしては企業の選考プロセスでもオンライン面接が増えたので企業の持つ雰囲気(例えば廊下ですれ違う社員は明るい雰囲気か、オフィスの空気がピリピリしていないか。結構重要!)などが見え辛くなったことです。内定後に面談や書類提出で会社訪問する機会があれば是非チェックしたいポイントです。

自信がなくなった時は

今は内定が出た身なので偉そうに色々振り返ってみましたが、転職活動は何度経験してもその度にメンタルを削られます。

無趣味な私は転職活動が嫌になった時は無心にただひたすらパズルをしてみたり、YouTubeで「転職 OL」とか検索したりしていました。そんなものばかり観ているものだから「Fラン大学就職チャンネル」というのもおすすめに登場して観てみたらすごく夢中になってしまいました。名前はちょっとアレですがこれ就活する前に知りたかったなあという内容です。とても賢い方が就活事情を的確に切り取られていてウィットにも富んでいます。

あとは企業の「お仕事一日密着」動画も好きです。営業も事務も学生時代は仕事内容が今ひとつピンと来なかったものですがこういうものをある程度の数インプットすれば朧げながらその形が見えてくるのではないかと思います。これがインターンや内定者アルバイトでもないのに無料で観られるのはオンラインで新卒の採用活動をする時代、企業人事の努力の賜物ですね。ありがたや。就業経験がなければこの表面の綺麗なところだけ見えているものを安易に信じて「ここに入社すればキラキラOLになれる!」と思い込んでしまいそうですが、社会人から見ると色々透けて見えてそれもまた一興です。

最後に

転職活動の達成感でつい忘れてしまいそうになりますが、入社後が本番ですね。最初の3ヶ月はどんなに素敵な職場でも辛いことの方が多いものではないかと思っています。私も毎日泣いていましたしまた泣くかもしれません。今回は経験職種ですが会社によってしきたりも違うし、きっと同じように辛いことはあるだろうと覚悟しています。また思うところがあれば徒然書きますね。

 

追記: 徒然描きました。

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外資系OLは転職後ちゃんとやっていけているのか転職して少し経ちました。 https://earlypeacock.com/career/ 細心の注意を払って書いたつもりだ...

 

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