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#丁寧な暮らしとは

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ここ数ヶ月でまたYouTubeのアルゴリズムが変わった気がしています。

数百万人の登録者数を誇る人たちがおすすめフィードに上がってこなくなりました。

大物YouTuberとして名を馳せた人ほど、登録者が増えないばかりか再生回数も伸び悩み苦しい時期を過ごしているのではないかと推察します。

 

一方、そんな計算方法の気まぐれのおかげで登録者数の伸びしろがあるYouTubeチャンネルとの出会いも沢山生まれました。

以前のYouTubeでは思い浮かべなかった、静かで丁寧な暮らしをしている方の動画が特に私の気分のようです。

日常生活の風景や毎日の料理の様子を淡々と静かなBGMとともに映しているものがメインでトントンと野菜を切るまな板(ちゃんと木製)と包丁の音が耳心地良く癒されます。

一回いっかいの食事に愛情を込めていることは手の動きにまで表れていて毎日違うジャンルの料理をしている姿が眩しいです。でも変に気取ったところがないので安心して見ていられます。

コメント欄を覗いてみますとどうやらこの類の動画は海外の視聴者に圧倒的に支持されているようです。

こうした静かな動画を作成しているのは主に韓国人か日本人の若い女性です。海外の視聴者は翻訳字幕で内容を探りながら一人暮らしでも自分のために料理し自身を慈しむ様子が新鮮でそこに異国情緒と癒しを感じているようです。

 

instagramでもミニマリストと同じくらい、丁寧な暮らしというハッシュタグがここ一、二年ほど流行っていますね。

いい流行だと思うと同時に、こういうものが流行するということは多くの人が丁寧な暮らしができていない、憧れの対象になっているということも象徴しているんだと思います。(自戒を込めて)

最近洗い物を減らすために、買ってきたお惣菜はそのままの容器で食べていたのですが、試しにそれをお皿にうつしてからテーブルに出してみたら、なんだかそれだけでも少し自分を大切にしている気分になりました。

何ごとも当たり前のことを当たり前にこなすというのは案外一番難しいものですね。

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