今年は秋を忘れてきたのではないかと思うほど、あっという間に冬の寒さが訪れてしまいました。
散歩道で金木犀が香ったと思ったら、次に通った時にはもう香りが無くなっていたくらいです。
この儚さが金木犀の魅力ですね。
一方で自然に抗っていると知りながらいつでもこの薫香を手元に置いておけないものかしら、と毎年金木犀の香水やハンドクリームを探しては買いそびれることを繰り返していました。
今年はどうやらtrackのヘアオオイルが良さそう、そういえばヘアオイルも探していたんだったっけ、とあまりに外出しなくて身だしなみもろくに整えられない状態に気づいたのですが、調べてみたら正規のお値段では売り切れてしまっており未だ手に入れられていません。
香りのみならず使用感もいいようなので、見つけられたら季節に関わらず買いたいなと思っています。
金木犀に限らず、香りもののアイテムのクオリティーは値段に正比例する気がします(個人の所感です)
今所有していて気に入っているのはクロエの定番香水と、ランドリンのファブリックミストです。イソップもハンドソープを自宅で使用してみてすっかり気に入ってしまいました。ただ、自分で買うには高いのでリピートするか悩みどころです。量があるので想像していたよりは長持ちしているし、お値段以上の幸福感は得ています。
そういえば、おこもり需要で化粧品(スキンケアというより特にメイク用品)は軒並み売り上げが激減した一方でホームフレグランスは売り上げが伸びたと聞きました。初めてだったのでイソップは店舗で接客を受けて購入したのですが、行ってみると入店制限もあって待ち時間があり驚きました。帰りがけには行列ができていて、さらにびっくり。みんな無意識に癒しを求めていたのかもしれません。
欧米のものはどぎつい人工的な香りが平気であったりするのですが、イソップはオーストラリア発のブランドだそうです。今基礎化粧品はオーガニック嗜好ですが今後はフレグランスもこうした自然をリスペクトしたものが主流になっていくのではないかと個人的にはみています。
そういう意味ではお香もトレンドになりうるのかな。白檀の値段がますます上がりそうですね。