手土産セレクトの難しさ
今まさに、手土産に頭を悩ませております。予算・先方の人数・個別包装・日持ちといった条件を極力クリアしたものを入手し、スマートに差し出す。もらう方は嬉しいけど差し上げる側となると本当に難しい。
しかも下手なものを渡すと後でお局様からチクチク言われるのではないかと思って必要以上にビクついてしまいます。社会人になって最初に入った職場ではいただきものをすることが多かったのですが、そういう批評をされているお姉様方が実際にいました。もらい慣れていればいるほど目も舌も肥えてしまいますし、相手が自分のために時間を割いて選んで持って来てくれたのだということに対する感謝の気持ちを、忘れてしまうようです。
特に美味しい和菓子を贈ろうとした時に困ることが多いのは、個包装になっていないこと。老舗の和菓子店ほど多く見受けられます。消費者のニーズを考えればすぐに分かることのはずですが、棹物でしか販売していない和菓子は未だに多いです。せっかく美味しいからお土産にしようと思っても、忙しい相手に包丁で切る手間を取らせることを考えるとなかなか手が伸びません。切断面が多いほど乾燥しやすいなどの事情もありましょうが、変化を捨てて看板を下ろすことになっているお店が多いことに勝手に胸を痛めています。
プレゼント上手な女神ちゃん
手土産同様プレゼントにもその人のセンスが滲み出るなと感じます。
私の親友にセンスの素晴らしい女神ちゃんがいます。育ちの良さを感じさせる振る舞いでいつも贈り物に素敵なカードを添えてくれる素敵な女性です。そんな彼女に先日会った際転職と誕生日祝いを兼ねてプレゼントをいただきました。
オレンジボックスで高まるワクワク感。
中は表紙と栞にカレが用いられた美しいノートでした。
1ページ目だけエルメスのマークがあり、2ページ目以降は完全に無地のノート。特に公言もしていなかったのですが思考を整理するのに自由帳のような白無地で罫線なしのノートを好んで使っているのを目に留めてくれていたようです。観察眼に驚き。サイズは小ぶりでバッグも選ばず持ち歩けるありがたさ。本当にプレゼント上手だなと感嘆しました。
親友グループからの誕生日プレゼント
この女神ちゃんを含めた仲良し4人でよく集まるのですが、女神ちゃんと私に二人から誕生日プレゼントをいただきました。二人とも髪が長いので選んでくれたようです。BULLYのものでネームの刻印をしてくれていました。リップケースの刻印サービスは知っていましたが、コームの刻印も出来るとは知りませんでした。こうしたサービスって色んなブランドにありますが納期を長くとるものが多いです。その分前もって準備してくれていたんだな、と想像して嬉しくなりました。見習おう。
予算1万円〜のギフトアイディア
一般的には誰かにプレゼントする予定があって初めてアンテナを張り始めると思うんですけれども、プレゼント上手な方は日頃からアンテナの感度が高く「これ、〇〇さんが喜びそう」というのを生活の中で習慣的に見ている方だなと思います。
今回も私は前者だったわけですが、アンテナを張ってみてから目に飛び込んできたものがありますので参考までに。
アレクサンドル ドゥ パリのヘアアクセサリー
高級ヘアアクセサリーブランドです。お恥ずかしいことに私はケチなのですぐに無くしたり壊れたりで使えなくなってしまうヘアアクセサリーは3 COINSレベルで済ませてしまうことも多いのですが、自分では買わないクラスだからこそもらったら嬉しいものだと思います。ヘアクリップやカチューシャが有名ですがカチューシャは人によっては締め付けが強く頭が痛くなってしまうみたいです。
年齢を重ねるほど髪のパサつきも出てくるのできちんとヘアセットしていないと疲労感が出てしまいます。ある程度髪が長い人はそんな時に使うだけできちんと見えるヘアアクセサリーのバリエーションをいくつか持っておくべきだなと思います。
サンタマリアノヴェッラ
いつも香りの好き嫌いが出にくいAesopのハンドソープを贈ることが多かったのですが、同じ人に何度も差し上げるわけにはいかないのでバリエーションが欲しいなと思って目下リサーチ中です。
サンタマリアノヴェッラは残念ながらまだ実物を香ったことがありませんが最近人気のよう。パッケージも素敵です。
サンバリア100の日傘
春夏限定ですが、日傘のサンバリア100が流行っているらしいです。通称持ち歩く日陰。99%カットと全然違うらしいです。昨年は全然知りませんでした。フリル付きが可愛いんですが、オンラインでは軒並み入荷待ちでした。今年は今持っている日傘で乗り切るけれど来年の夏は検討したいな…
今度は反対にプレゼントをくれた二人が誕生日を迎えるにあたり、女神ちゃんとプレゼントの作戦会議中です。スマートなプレゼントって受け取る時は一瞬だけど、用意してくれる人はあれこれ考えた上で購入してくれているんだな、と贈る側になって改めて感じています。
instagramでは #不本意グルテンフリー日記 投稿中。